CTD・採水器による海洋観測 【映像酔いにご注意ください】
海洋の水温や塩分を高精度で測るために使われるのが「CTD」と呼ばれる測器です(CTDとは”Conductivity, Temperature and Depth”の略)。動画ではよく見えませんが、白い円形フレームの下部に取り付けられています。フレームの内側に見える細長い筒は採水器で、いくつかの深度で実際に海水を採取し、実験室で様々な分析を行います。このCTDと採水器を取り付けたフレームを船から海の中に降ろしたり上げたりしながら観測を行います。動画はフレームを船に引き揚げるところです。
乱流計による観測 【映像酔いにご注意ください】
海の中では様々な「乱れ」が生じています。海が「どのようにかき混ぜられているか」を知ることは、海の温度や流れ、溶けている物質の把握や予測をするために非常に重要です。海の中の「乱れ」を測るために、「乱流計」が使われます。この測器の先端には応答速度の速いセンサが付いており、流速や温度の微細な鉛直分布を測定することができます。海の中でこの測器を自由落下させることで、乱流を直接観測します。動画はこの測器を慎重に船から海に降ろして、ストッパーを外して沈降させるところです。
第114回サイエンス・カフェ札幌|オンライン 「描け!ぼくらの「海の未来予想図」」
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回転水槽実験から学ぶ大気と海洋の流れの仕組み
大気の渦も海洋の渦も地球の自転の影響を強くうけています。回転水槽実験をすることでその様子がとてもよく実感できるようになります。本講演では、お客さんが実際に実験会場にお越しいただいた時のように上からだけでなく横からも流体の動きが見えるようにして、面白さを説明します。回転水槽実験の便利なところは1回転が1日に相当するので30日から60日分くらいの流れの変化を生で見ることができ、臨場感があることです。過去に蒲郡市生命の海に科学館で実験展示をしたときに子供達や親御さんから寄せられた感想(横から見るとオーロラみたいできれい!)や質問(遠心力が塩水を動かしているの?)そして私たちの失敗体験を思い出して丁寧に楽しく説明します。
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JAMSTEC/APL チャンネル
APLはJAMSTECで最初の、研究成果の社会応用を目的とした組織です。例えば、短期的な気候変動モード現象の予測や海流予測などの情報を提供しています。関連する動画をJAMSTEC/APL チャンネルで確認できます。
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「なぜ南極の氷が減っているのか?」
「南極ってどんなところ?」、「今、南極では、何が起きているの?」、「西南極域で氷が減っている理由は?」、「今後どういう風に変化しうるの?」などについて、特に、南極の海と氷の相互作用という観点から、基本的なところから、研究の最先端まで約15分の動画でわかりやすく紹介します。
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