大気水圏科学セクション

ラジオゾンデによる高層気象観測
上空の気象要素(気温、湿度、風向、風速)を観測するために、ラジオゾンデと呼ばれる測器を使います。研究員が手に持っている小さな箱の中に気温や湿度のセンサ、電池、電子回路が入っており、測定したデータを電波で発信し、地上の受信機で受信します。場所や高度はGPSで測定します。ラジオゾンデはヘリウムまたは水素を充填したゴム気球で飛ばします。地表付近から高度10km~30㎞程度まで観測することが可能です。地球表面の7割を占める海洋上のデータは貴重かつ重要です。動画のように船の甲板からラジオゾンデを飛ばしますが、揺れる船上での作業は大変です。ラジオゾンデは水に浸かると壊れてしまいますが、動画では海面すれすれを飛んでぎりぎりで海に浸からずに済みました。

ArCS IIサイエンスカフェ「北極圏の森林火災と大気汚染 ー日本に影響はあるの?-」
近年増加傾向にある北極域の夏季森林火災の原因や日本への影響、将来の見通しが紹介されるとともに、森林火災とその大気汚染の正確な予測や発生状況の高精度な把握の重要性が述べられています。
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「大雨と水蒸気の関係」
「大雨と水蒸気の関係」についての高校生向け模擬授業動画です。近年、日本で頻発している豪雨災害について、「大気の川」と呼ばれる組織的な水蒸気の流れ込みに注目し、そのメカニズムと将来予測について解説しています。
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「人工衛星による世界の降水観測」
人工衛星を活用することで、世界の降水分布の観測が可能です。様々な種類の衛星センサがありますが、衛星搭載の降水レーダでは、動画にあるように、台風などの雨の構造の三次元の立体構造を捉えることができます。このような情報は、日々の天気予報などでも役立てられています。
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人工衛星による観測の解説記事「地球がみえる」
JAXAなどの地球観測衛星が捉えた最新の地球の姿、最新の研究開発成果などを詳しくご紹介します。
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「360度動画 人工衛星から観測された台風の3D降水分布」
人工衛星(GPM主衛星)が宇宙から台風の3次元構造を観測したデータを360度動画にしました。台風の眼のまわりの様子などが360度の全方位を、Webブラウザなどで自由に鑑賞できます。
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大気中汚染物質の長期予測
放射性関連事故を題材に、長期的な予測を行う方法のひとつの紹介です。
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Predicting torrential rain with the supercomputer Fugaku
ゲリラ豪雨予測を可能にする「ビッグデータ同化」技術に基づき、実用化に向けた予測向上やリアルタイム常時運用のための技術的課題に取り組んでいます。その中で行われた、『「富岳」を使ったゲリラ豪雨予報(首都圏で30秒ごとに更新するリアルタイム実証実験)』について紹介しています。(動画は英語です)
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