2022年度に開設する教員免許状更新講習について
2022年5月に受講申込受付を開始した地球惑星科学連合教員免許状更新講習は、教員免許状更新制度の廃止にともない、廃止されましたが、教員研修講習として開設します。詳細と参加申込方法については、ここをクリックしてください。2022年7月16日
2022年度教員免許状更新講習担当講師の募集について
教育検討委員会は、これまで、全国の受講対象教員が大幅に増加することに対応して、教員免許状更新講習(教科指導に関する内容等とする選択領域、1講習6時間)を開設してきました。令和4年2月25日に教員免許状更新制度を7月1日付けで廃止とする法案の国会提出が閣議決定され、この法案が今国会で成立すれば、7月1日以降に有効期限を迎える免許を持つ教員は講習の受講や更新の手続きが不要になります。この結果、令和4年度の受講者数が大幅に減少する見込みです。なお、免許状更新講習にかわる教員研修については、開設情報の登録・閲覧システムが構築される予定です。
教育検討委員会としは、これまでの更新講習が現場教員への地球惑星科学に関する最新の研究成果の紹介などを通して、地球惑星科学の普及に大きな役割を果たしてきたことに鑑み、これまでと同様のレベルの講習を令和4年7月1日以前に有効期限を迎える免許を持つ教員向けに開設するとともに、希望者には教員研修(研修修了証書発行)として開放することを予定しています。
つきましては、教員免許状更新講習講師の担当をご希望される会員は、以下の解説資料をご覧いただき、お申し込みください。
対面式は、主に東京地区に在住する教員が対象ですが、全国各地での開催も可能です。また、オンライン開催も可能です。地学教育の普及促進活動の一環として、多くの会員の皆様にご参加いただきたく、宜しくお願い申し上げます。
なお、申込先着順に逐次、確認・調整をおこないますが、事務処理の制約から、希望者が多い場合には、予告なしに募集を停止しますことを予め、ご了承ください。
以上、宜しくお願い申し上げます。
2022年3月
教育検討委員会委員長
阿部 なつ江
注1)教員免許更新制度について
平成19年6月の改正教育職員免許法の成立により、平成21年4月1日から教員免許更新制が導入されました。有効期間を更新して免許状の有効性を維持するには、2年間で30時間以上の免許状更新講習の受講・修了が必要です。詳細は、文部科学省ホームページの「教員免許更新制の概要」をご覧ください。
注2)講師の資格
大学又は大学共同利用機関の職員で、免許状更新講習の内容について教授し、又は研究に従事している、現役のJpGU会員の多くが講師になれます。大学又は大学共同利用機関を退職して、現在は、免許状更新講習の内容について教授し、又は研究に従事していない会員は、主要職歴覧に「元〇〇大学教授」、「元〇〇研究機構研究員」などと記載することで、講師となることが可能です。また、これらの経歴を有さない会員は、経歴や資格、業績、指導経験(教員を対象とした研修等の講師歴等)を用紙1枚(様式任意)にまとめ、添付することで、講師となることが可能です。
注3)講習実施日と申込み締切
免許状更新講習開設申請は各月15日に締め切られ、2カ月間の審査期間を経て、公表され、受講者の募集が開始されます。したがって、受講者の募集期間を2ヶ月以上とするためには、開講日の4ヶ月以上前に申請する必要があります。以下の表を参考に、講習実施日に合わせて、早目にお申込み下さい。
表 担当講師申込み日による日程の違い
申込み日 |
申請完了 |
募集開始 |
講習実施日 |
3月15日まで |
3月16日まで |
5月16日 |
7月16日以降 |
3月31日まで |
4月16日まで |
6月16日 |
8月16日以降 |
4月30日まで |
5月14日まで |
7月16日 |
9月16日以降 |
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9月31日まで |
10月16日まで |
12月16日 |
2月16日以降 |