あいさつ

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 2001年の合同大会では新しい「運営機構方式」の導入によって,多数のご参加をいただき,年々困難さを増していた財政的危機も乗り越えて,新しい発展の基礎を固めることができました。

 2002年合同大会ではそれを踏まえて,内容的にも一層充実させ,AGUやEGUに並ぶ世界第3の地球惑星合同大会をめざすべく発展させることが重要と考えています。これまでの大会において浮上している参加者からの声をもとに一層の工夫を加えていく所存です。また日本の科学技術をとりまくめまぐるしい情勢の展開,大学改革をめぐる嵐の中でも揺るぐことなく,整然とかつ着実に地球惑星をめぐる「知の創造」を押し進める大会として前へすすめることが重要と考えています。

 大会の継続的発展の主役はそこに参加する一人一人であることは言うまでもありません。一人一人が魅力を感じ積極的に参加し,他の参加者に刺激と勇気と希望を与え,同時に他の参加者から多くのことを得て,1年の研究の集約点とする。そして同時に新たな1年の研究の出発点となる。そんな大会をめざし鋭意努力する所存でおります。2002年大会にも皆様の引き続く参加と積極的ご協力をお願いし,挨拶といたします。



2001年9月1日
地球惑星科学関連学会合同大会
2002年大会委員長 木村 学

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