セッション概要 |
セッション名 | 新しい地学教育の試み−2.学習指導要領を考える |
短縮名 | 新しい地学教育の試み−2 |
セッション記号 | A082 |
セッション分類名 | 特別公開セッション |
セッション区分 | ユニオンセッション |
月日/会場 |
5月22日 09:00〜10:30 コンベンションB 5月22日 10:45〜12:00 コンベンションB |
ポスター発表 | -- |
コマ数 | 2 |
使用可能機器名 |
液晶プロジェクター 1台 |
連絡先 | 中井 仁 |
電子メール | nakai@ibaraki.osaka-c.ed.jp |
コンビーナ |
中井 仁 大村 善治 根本 泰雄 |
セッション概要 | 地球惑星科学関連学会22学会は、中央教育審議会等に提出した提言「社会の持続的発展を促す地学教育のための提言」の中で、地学教育の重要性を説き、現状の問題点を指摘し、改善への要望を述べた。 提言は「地学」の特徴を、以下のように述べている。(1) 子ども達が持つ根元的な問いに答え、子ども達の夢を育む内容を豊富に含む。(2) 彼らの時間・空間概念の形成を助けることができる。(3) 生活に直接関わる自然現象を扱い、資源や環境問題など、全人類に共通の問題を扱う。(4) 数多くの事実を収集・分析し説得力のある全体像を描くという地学特有の方法論を持つ。そして提言は、地学教育の役割を次のように要約した。「地学教育は、従って、我々の文明が自然と調和しつつ発展していくことを考える上で、必要不可欠な知識と手段を学習する機会を児童や生徒に与えるという独自の使命を担っている。」 我々、地学関係者が次になすべき事は、提言が歌い上げた「地学」の存在意義を、教育内容の面でより具体的に示すことである。特に、改訂が間近に迫った学習指導要領に提言の趣旨を色濃く反映させることが、近詰の課題である。本セッションの目的は、現行学習指導要領の問題点を議論し、新しい地学教育が進むべき方向性について、研究者・教育者間の意見交流を行うことである。 |
セッション注意事項 | 発表時間は、「地学分野教育課程の変遷」と「小学校の地学教育課程を考える」は35分、「小学校・中学校における気象教育」と「地球化学から見た高校までの地学分野教育課程への提言」は25分です。いずれも液晶プロジェクターの立ち上げ、および質疑応答のための時間を含みます。講演者は5分程度の質疑応答が可能なように時間配分をご配慮下さい。使用機器は液晶プロジェクター1台です。 途中休憩時間15分、最後に総合討論30分を予定しています。講演者は、必ず総合討論までお残りください。 |
プログラム(オーラル) | ||||
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発表時間 | 演題番号 | ショートタイトル | 著者 | 予稿集本文 |
09:00 - 09:10 | コンビーナ挨拶 | |||
09:10 - 09:45 | * A082-001 | 地学分野教育課程の変遷 |
林 武広 磯ア 哲夫 |
日本語 English |
09:45 - 09:50 | 質疑応答1 | |||
09:50 - 10:25 | * A082-002 | 小学校の地学分野教育課程 |
阿部 國廣 |
日本語 English |
10:25 - 10:30 | 質疑応答2 | |||
10:30 - 10:40 | 休憩 | |||
10:40 - 11:05 | * A082-003 | 小学校及び中学校における気象教育 |
三浦 郁夫 |
日本語 English |
11:05 - 11:30 | * A082-004 | 地球化学から見た高校までの地学分野教育課程への提言 |
瀧上 豊 高江洲 瑩 |
日本語 English |
11:30 - 12:00 | 総合討論 |
* 招待講演 |