セッション概要 |
セッション名 | 地球惑星科学における男女共同参画 |
短縮名 | 男女共同参画 |
セッション記号 | U107 |
セッション分類名 | ユニオンセッション |
セッション区分 | ユニオンセッション |
月日/会場 |
5月25日 13:45〜15:15 国際会議室 5月25日 15:30〜17:00 国際会議室 |
ポスター発表 |
5月25日 |
コマ数 | 2 |
使用可能機器名 |
液晶プロジェクター 1台 |
連絡先 | 前田 佐和子 |
電子メール | smaeda@kyoto-wu.ac.jp |
コンビーナ |
前田 佐和子 |
セッション概要 | 男女共同参画学協会連絡会が実施した調査研究「21世紀の多様化する科学技術研究者の理想像−男女共同参画推進のために−」の結果は、平成16年に公表された。この調査研究は、女性・男性ともにその対象とし、また、大学や旧国立研だけでなく民間企業の技術者・研究者まで含めた大規模なもので、2万人近い回答が寄せられた。科学者・技術者の仕事の環境や家庭生活の実態が明らかにされるなかで、もっとも今日的問題として、いわゆる「ポスドク問題」、「任期制職」などが緊急に検討すべき課題として浮上した。いま、若手研究者が希望を持って研究への道を進むことが出来るか、とりわけ自然科学の世界に分け入ろうとする女性にとってはどうかが、鋭く問われている。 地球惑星科学関連分野で女性研究者・技術者が積極的に参画し、男性研究者・技術者と共同して生き生きと活動できるために、何よりもその現状と課題を明らかにし、どのように問題を克服するかの展望を切り開くことが必要である。男女共同参画学協会連絡会の調査研究には地球電磁気・地球惑星圏学会が参加し、会員の15%から回答が寄せられた。30歳台の会員から多くの回答が寄せられ、特に女性会員からの回答率が高く、その期待の大きさを窺うことができる。 地球惑星科学関連分野での男女共同参画を進めるために、本セッションは各学会のこれまでの取り組みや現状について認識を共有すること、とりわけ院生やポスドク階層にとっての課題について意見交流を行うことを目的とする。 |
セッション注意事項 | オーラル発表は、基調講演(招待講演)40分(内質疑応答5分)と、招待講演25分(内質疑応答5分)です。ポスター概要の発表は行いません。液晶プロジェクターの立ち上げに必要な時間は講演時間に含まれますので、ご注意下さい。 なお、セッション開催に先立ち、25日12:35-13:30に男女共同参画に関する懇談会を開催致します(昼食持参、場所はプログラムに掲載)。基本テーマは「任期付職問題」と「育児支援」です。どなたでも自由にご参加頂けます。 |
プログラム(オーラル) | ||||
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発表時間 | 演題番号 | ショートタイトル | 著者 | 予稿集本文 |
13:45 - 14:25 | * U107-001 | 女性研究者−21世紀の展望− |
坂東 昌子 |
日本語 English |
14:25 - 14:50 | * U107-002 | 若手任期付き研究員の雇用実態調査の報告1 |
江尻 省 吉村 玲子 尾花 由紀 |
日本語 English |
14:50 - 15:15 | * U107-003 | 地球惑星科学科/専攻における女子学生の現状と展望 |
山中 大学 |
日本語 English |
15:30 - 15:55 | * U107-004 | 地球惑星科学における男女共同参画 |
尾池 和夫 |
日本語 English |
15:55 - 16:20 | * U107-005 | ヨーロッパ研究機関でのGender Equalityの現状 |
中村 るみ |
日本語 English |
16:20 - 16:45 | * U107-006 | 男女共同参画における育児支援 |
木戸 ゆかり |
日本語 English |
16:45 - 17:00 | 総合討論 |
プログラム(ポスター) | ||||
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演題番号 | ショートタイトル | 著者 | 予稿集本文 | |
U107P-001 | 地球電磁気・地球惑星圏学会が実施した男女共同参画実態調査報告 |
男女共同参画提言ワーキンググループ |
日本語 English |
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U107P-002 | 若手任期付き研究員の雇用実態調査の報告2 |
江尻 省 吉村 玲子 尾花 由紀 |
日本語 English |
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U107P-003 | 学会における育児支援について |
木戸 ゆかり |
日本語 English |
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U107P-004 | 日本地震学会(秋季大会)における託児室の設置について |
鎌谷 紀子 勝間田 明男 |
日本語 English |
* 招待講演 |