セッション概要

   

大気水圏科学(A) / 水文・陸水・地下水学・水環境(HW)
A-HW28 水・物質循環における陸上生態系の役割


プログラム掲載短縮名 水・物質循環と陸上生態系
口頭発表
発表日時/会場/座長
5月22日 PM1 (14:15 - 16:00) 101A 平野 高司 
5月22日 PM2 (16:15 - 18:00) 101A 三枝 信子 
ポスター発表
発表日時/会場
5月22日 (コアタイム 18:15 - 19:30) コンベンションホール
連絡先 谷 誠
メールアドレス tani@kais.kyoto-u.ac.jp
コンビーナ 谷 誠  平野 高司  杉田 倫明  坪山 良夫 
スコープ 水・物質循環と陸上生態系の相互作用は、かけがえのない地球を健全に維持するために最も重要な基盤である。しかし、気候・地殻変動を扱う地球科学と生物応答を扱う生態系科学は、日本学術会議においても理工学(第三部)と生命科学(第二部)に所属しており、この研究分野が本来の学術的社会的地位を確立するためには、意識的に学際的な協調関係を強める必要がある。とくに、広域の水・物質循環過程と微細な生物過程の隔壁は大きく、統合のための学問戦略が求められるところである。 日本地球惑星連合においては、2010年以降、こうした問題意識によるテーマスペシフィックにセッションを実施してきた。2013年以後は、テーマを特定せず、広く、水・物質循環における陸上生態系の役割に関するセッションを開いて行くこととした。そこでは、自然を科学的に理解することにとどまらず、自然利用と環境保全の両立に基づく持続的社会を展望する応用的な視点の議論も期待し、真に学際的なセッションを創ってゆきたい。
発表者への注意事項 発表時間は12分討議3分です.時間厳守でお願いします.18時15分から,ポスターコアタイムとなっています.また,口頭セッションと同じ会場で,JapanFluxの会議も夜間に行います.いずれもご参加ください.


時間 講演番号 タイトル 著者 発表者 予稿原稿
口頭発表   5月22日  PM1(14:15-16:00)  101A        このページのtopへ
14:15 - 14:30 AHW28-01 森林における林野火災発生危険度の時間・空間変動 玉井 幸治 玉井 幸治
14:30 - 14:45 AHW28-02 分布型水循環−植生動態結合モデルの開発と応用 澤田 洋平
小池俊雄
Cho Thanda Nyunt
ほか
澤田 洋平
14:45 - 15:00 AHW28-03 作物生産と蒸発散:2層キャノピーモデルを用いたエジプトナイルデルタでの蒸散と地面蒸発の分離と防風林導入による蒸発抑制 清水 達輝
杉田 倫明
清水 達輝
15:00 - 15:15 AHW28-04 霞ヶ浦湖面における二酸化炭素フラックスとその変化要因の考察−5年間の観測の予備解析結果 高橋 孝生
杉田 倫明
杉田 倫明
15:15 - 15:30 AHW28-05 霞ヶ浦流域の環境変化と霞ヶ浦の水収支:1970年代と現在の差異 山本 和也
杉田 倫明
山本 和也
15:30 - 15:45 ポスター講演3分口頭発表枠 (AHW28-P01/AHW28-P03/AHW28-P04/AHW28-P05)
15:45 - 16:00 AHW28-06 アラスカ内陸の永久凍土上のクロトウヒ林における熱収支の通年観測 中井 太郎
金龍元
ロバート・C・ビュシー
ほか
中井 太郎
口頭発表   5月22日  PM2(16:15-18:00)  101A        このページのtopへ
16:15 - 16:36 AHW28-07 気候変化にともなうシベリア凍土生態系の生態水文変化 檜山 哲哉
マクシュートフ シャミル
金 憲淑
ほか
檜山 哲哉
16:36 - 16:51 AHW28-08 レーザー分光計を用いた森林におけるメタンフラックスの多面的観測 植山 雅仁
竹内 亮太
高井 百合子
ほか
植山 雅仁
16:51 - 17:06 AHW28-09 熱帯泥炭生態系の二酸化炭素収支 平野 高司
セガ ヘンドリック
クシン キッソ
ほか
平野 高司
17:06 - 17:30 AHW28-10 森林生態系炭素動態の温暖化応答における栄養塩制限 北山 兼弘 北山 兼弘
17:30 - 17:45 AHW28-11 炭素安定同位体パルスラベリングによる樹体内炭素配分の追跡 檀浦 正子 檀浦 正子
17:45 - 18:00 AHW28-12 日本長期生態学研究ネットワーク(JaLTER)の研究活動 村岡 裕由 村岡 裕由


講演番号 タイトル 著者 発表者 予稿原稿
ポスター発表   5月22日 コア(18:15-19:30) コンベンションホール     このページのtopへ
AHW28-P01 明治期から現代への流域環境変化に伴う水循環の応答:水文モデル による霞ヶ浦の対照的な2支流域における検討 渡邊 拓馬
杉田 倫明
渡邊 拓馬
AHW28-P02 森林流域における土壌流出と流出寄与域を組み合わせた溶存有機炭素流出モデルの開発と改良 江端 一徳
西田 継
江端 一徳
AHW28-P03 大気汚染物による土壌の酸性化と樹木の立ち枯れの関係・木炭による立ち枯れ防止 大森 禎子
吉池雄藏
岡村 忍
ほか
大森 禎子
AHW28-P04 ユネスコエコパークに指定された宮崎県綾の森における酸性沈着量の評価 中澤 暦
永淵 修
西田友規
ほか
中澤 暦
AHW28-P05 陸上生態系の水文・フラックス観測の継続発展のために 谷 誠 谷 誠
AHW28-P06 攪乱を受けたインドネシア泥炭湿地における地下水・河川水質の動態 伊藤 雅之
アフマッド ムハンマド
コックブーン ネオ
ほか
伊藤 雅之