セッション概要

   

領域外・複数領域(M) / 応用地球科学(AG)
M-AG35 福島原発事故により放出された放射性核種の環境動態


プログラム掲載短縮名 原発事故放射能の環境動態
口頭発表
発表日時/会場/座長
5月21日 AM1 (09:00 - 10:45) 国際会議室 池田 元美 
5月21日 AM2 (11:00 - 12:45) 国際会議室 長尾 誠也 
5月21日 PM1 (14:15 - 16:00) 国際会議室 恩田 裕一 
ポスター発表
発表日時/会場
5月21日 (コアタイム 18:15 - 19:30) コンベンションホール
連絡先 北 和之
メールアドレス kita@mx.ibaraki.ac.jp
コンビーナ 北 和之  恩田 裕一  中島 映至  五十嵐 康人  松本 淳  山田 正俊  神田 穣太  竹中 千里  山本 政儀  篠原 厚 
スコープ 東日本大地震および津波の発生を契機として起こった東京電力福島第一原子力発電所事故により、放射性核種が飛散し、大気の拡散輸送過程により全球に拡散した。その後も、地表面に沈着した放射性物質の再飛散や、放射性物質の吸着した土砂の海洋や河川湖沼への移動、森林・農作物、陸・海洋生物への移行など、地球環境中でさまざまな循環・相互作用が進行している。この放射性核種の環境動態を理解し汚染の長期的な影響予測を行なうため、地球環境科学の多くの分野に、放射化学や放射線計測技術などを加えた分野横断的で新しい学問領域を創設した取り組みが開始された。本セッションでは、こうした環境中の放射性物質の移行および環境動態予測についての様々な取り組みの成果を発表し、分野横断的な研究交流を深める場としたい。 なお、大気関連の研究発表は、連携する「 福島第一原子力発電所事故由来の放射能汚染の科学:大気・陸域環境における輸送、沈着問題 」セッションで主に扱いますので、それ以外の分野・領域に関する発表を中心とします。また、外国人研究者も参加する予定ですので、発表スライド・ポスターはできるだけ英語で作成お願いします。
発表者への注意事項 本セッションは国際セッションではありませんが、外国人研究者の発表もありますので、発表スライドおよびポスターはできるだけ英語で作成をお願いします。


時間 講演番号 タイトル 著者 発表者 予稿原稿
口頭発表   5月21日  AM1(09:00-10:45)  国際会議室        このページのtopへ
09:00 - 09:15 MAG35-01 福島沖における原子力発電所事故後一年間の放射性物質海洋拡散シミュレーション 津旨 大輔
坪野 考樹
青山 道夫
ほか
津旨 大輔
09:15 - 09:30 MAG35-02 東電福島第一原発事故後の海水中の放射性セシウムの濃度分布について 青野 辰雄
本多 牧生
川上 創
ほか
青野 辰雄
09:30 - 09:45 ★招待
MAG35-03
福島第一原子力発電所事故に由来する放射性物質の北太平洋での表層輸送経路および冬季沈み込みについて 青山 道夫
植松 光夫
浜島 靖典
ほか
青山 道夫
09:45 - 10:00 MAG35-04 直接流入由来福島原発放射性セシウムの黒潮続流を超えた亜熱帯域への拡がりの可能性 熊本 雄一郎
村田昌彦
河野健
ほか
熊本 雄一郎
10:00 - 10:15 MAG35-05 沈降粒子による福島第一原子力発電所事故由来放射性セシウムの海洋内部への輸送 本多 牧生
川上創
長尾誠也
ほか
本多 牧生
10:15 - 10:30 MAG35-06 西部北太平洋におけるプランクトン群集に含まれる福島由来放射性セシウムの水平分布 喜多村 稔
熊本雄一郎
川上創
ほか
喜多村 稔
10:30 - 10:45 MAG35-07 東日本大震災による原発事故後、海底堆積物に蓄積した放射性セシウム 池田 元美
神田穣太
池田 元美
口頭発表   5月21日  AM2(11:00-12:45)  国際会議室        このページのtopへ
11:00 - 11:25 ★招待
MAG35-08
Regional-scale transfer of fallout radiocaesium in river networks impacted by the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Hugh Smith
Will Blake
Yuichi Onda
ほか
Hugh Smith
11:25 - 11:40 MAG35-09 福島県川俣町の試験水田における放射性セシウムのフラックスと流出特性の観測 吉村 和也
恩田 裕一
吉村 和也
11:40 - 11:55 MAG35-10 福島県飯舘村比曽地区ため池堆積物に保持された放射性Csの特徴 青井 裕介
福士 圭介
北台 紀夫
ほか
青井 裕介
11:55 - 12:10 MAG35-11 阿武隈川における放射性セシウムの移行に及ぼす降雨の影響評価 長尾 誠也
金森正樹
落合伸也
ほか
長尾 誠也
12:10 - 12:25 MAG35-12 福島第一原発事故により放出された放射性セシウムの阿武隈水系での挙動 坂口 綾
岩谷北斗
田中 万也
ほか
坂口 綾
12:25 - 12:40 ポスター講演3分口頭発表枠 (MAG35-P02/MAG35-P04/MAG35-P05/MAG35-P09/MAG35-P10/MAG35-P11)
口頭発表   5月21日  PM1(14:15-16:00)  国際会議室        このページのtopへ
14:15 - 14:30 MAG35-13 川俣町山木屋地区における放射性セシウムの移行状況集中モニタリング 恩田 裕一
加藤 弘亮
吉村 和也
ほか
恩田 裕一
14:30 - 14:45 MAG35-14 森林環境中の福島第一原子力発電所由来の放射性セシウムの移行状況 加藤 弘亮
恩田裕一
河守歩
ほか
加藤 弘亮
14:45 - 15:00 MAG35-15 森林・山地域における放射性物質の移動挙動調査;システム解析手法の適用 新里 忠史
阿部寛信
渡辺 貴善
ほか
新里 忠史
15:00 - 15:15 MAG35-16 スギ葉から雄花への放射性セシウムの動態 金指 努
杉浦祐樹
竹中千里
ほか
金指 努
15:15 - 15:30 MAG35-17 原子力発電所事故によって森林生態系に沈着した137Csの移行ダイナミクスについて 大手 信人
村上正志
伊勢田耕平
ほか
大手 信人
15:30 - 15:45 MAG35-18 広葉樹林およびスギ林内および樹冠部での放射性セシウムの大気浮遊濃度の変化 北 和之
田中 美佐子
出水 宏幸
ほか
北 和之
15:45 - 16:00 MAG35-19 森林に降下した放射性セシウムのモデルを用いた動態予測 橋本 昌司
松浦 俊也
南光 一樹
ほか
橋本 昌司


講演番号 タイトル 著者 発表者 予稿原稿
ポスター発表   5月21日 コア(18:15-19:30) コンベンションホール     このページのtopへ
MAG35-P01 放射性核種を用いた東北地方太平洋沖地震に起因する海底変動の把握 神林 翔太
張 勁
竹内 章
ほか
神林 翔太
MAG35-P02 福島県沿岸における放射性ストロンチウムの分布-二枚貝によるモニタリング結果から- 苅部 甚一
田中敦
栗島克明
ほか
苅部 甚一
MAG35-P03 Transfer of fallout radiocaesium from catchment to coast in the region impacted by the Fukushima nuclear accident Will Blake
Hugh Smith
Yuichi Onda
ほか
Will Blake
MAG35-P04 チバラキトプリュームと集水域単元の階層性について 木村 和也
楡井 久
中臺大幾
ほか
木村 和也
MAG35-P05 関東地方における放射性物質汚染の変化 橋本 博文 橋本 博文
MAG35-P06 Detailed monitoring of transfer of 137Cs at the hillslope scale by in situ HPGe spectrometry and landsurvey Jeremy Patin
Yuichi Onda
Hiroki Yoda
Jeremy Patin
MAG35-P07 岩手県内における福島第一原子力発電所由来の放射性物質による汚染状況 伊藤 英之 伊藤 英之
MAG35-P08 源流域における放射性セシウムの水系への移行状況 辻村 真貴
恩田 裕一
安部 豊
ほか
辻村 真貴
MAG35-P09 阿武隈川における放射性物質流出調査について 山敷 庸亮
恩田 裕一
五十嵐 康人
ほか
山敷 庸亮
MAG35-P10 シアノバクテリアの放射性セシウム除染能力 山本 純之
吉田繁
山西弘城
ほか
山本 純之
MAG35-P11 落葉分解における放射性セシウム濃度はカビ食動物の摂食によって促進される 金子 信博
中森泰三
黄よう
ほか
金子 信博