セッション概要

   

大気水圏科学(A) / 大気水圏科学複合領域・一般(CG)
A-CG32 熱帯におけるマルチスケール大気海洋相互作用現象


プログラム掲載短縮名 熱帯の大気海洋相互作用
口頭発表
発表日時/会場/座長
5月26日 PM1 (14:15 - 16:00) 202 時長 宏樹  大庭 雅道 
5月26日 PM2 (16:15 - 18:00) 202 名倉 元樹  今田 由紀子 
5月27日 AM1 (09:00 - 10:45) 202 東塚 知己  清木 亜矢子  長谷川 拓也 
ポスター発表
発表日時/会場
5月26日 (コアタイム 18:15 - 19:30) コンベンションホール
連絡先 時長 宏樹
メールアドレス tokinaga@dpac.dpri.kyoto-u.ac.jp
コンビーナ 時長 宏樹  長谷川 拓也  清木 亜矢子  東塚 知己  名倉 元樹  大庭 雅道  今田 由紀子 
スコープ 熱帯域では、様々な時空間スケールの大気海洋相互作用現象が存在しており、それらが大気のテレコネクションを介して全球的な気候に影響を及ぼしている。1980年代頃からエルニーニョ・南方振動やインド洋ダイポールなどに代表される経年変動、それらの原因となり得る熱帯季節内変動、熱帯・中緯度相互作用に関する研究などが盛んに行われてきたのに加え、近年の研究では、熱帯太平洋の数十年スケール変動と2000年代の地球温暖化停滞期との関連や、熱帯インド洋・大西洋が熱帯太平洋の海面水温変動に対して重要な影響を及ぼす可能性が指摘されている。このように熱帯域は、異なる時間スケール間、異なる海盆間、また熱帯?中緯度間で複雑に相互作用しながら、気候の形成や変動に重要な役割を担っている。これらを総合的に理解するためには、熱帯域における大気海洋相互作用を多角的に検証する必要があり、本セッションでは、これらのマルチスケールな大気海洋相互作用現象に着目して、様々な観点から発表・議論・情報交換を行う場としたい。なお、理論研究・観測データ解析・数値モデリングなど幅広い研究手法からの発表および英語での発表も歓迎する。
発表者への注意事項  


時間 講演番号 タイトル 著者 発表者 予稿原稿
口頭発表   5月26日  PM1(14:15-16:00)  202        このページのtopへ
14:15 - 14:40 ★招待
ACG32-01
TRMMにより観測されたSPCZ南縁の背の高い降水をもたらす気象場の解析 高薮 縁
板垣 陽太
濱田 篤
高薮 縁 日本語
English
14:40 - 14:55 ACG32-02 太平洋暖水プール北部におけるコールドサージと海面水温冷却 長谷川 拓也
荻野 慎也
茂木 耕作
ほか
長谷川 拓也 日本語
English
14:55 - 15:10 ACG32-03 Turbulent mixing and its impact on lower tropospheric moisture over tropical ocean BELLENGER, Hugo
KATSUMATA, Masaki
YONEYAMA, Kunio
BELLENGER, Hugo 日本語
English
15:10 - 15:25 ACG32-04 南インド洋亜熱帯高気圧の季節変動が下層雲に与える影響 宮本 歩
中村 尚
宮坂 貴文
宮本 歩 日本語
English
15:25 - 15:40 ACG32-05 マッデンジュリアン振動の季節的オンセットと南東インド洋冷却との関係 清木 亜矢子
名倉 元樹
長谷川 拓也
ほか
清木 亜矢子 日本語
English
15:40 - 15:55 ACG32-06 ウィルツキ・ジェットによってモルジブ諸島東側に形成される波状構造 名倉 元樹
升本 順夫
名倉 元樹 日本語
English
15:55 - 16:00 ポスター講演3分口頭発表枠 (ACG32-P01)
口頭発表   5月26日  PM2(16:15-18:00)  202        このページのtopへ
16:15 - 16:40 ★招待
ACG32-07
2014年エルニーニョの急激な衰退と予測可能性について 土井 威志
ベヘラ スラディヒン
山形 俊男
土井 威志 日本語
English
16:40 - 16:55 ACG32-08 マダガスカル島沿岸での南赤道海流の分岐および西岸境界流の経年変動とENSOとの関係 山上 遥航
東塚 知己
山上 遥航 日本語
English
16:55 - 17:10 ACG32-09 冬季熱帯北西太平洋における積雲対流活動に伴う南北遠隔影響 関澤 偲温
小坂 優
中村 尚
ほか
関澤 偲温 日本語
English
17:10 - 17:25 ACG32-10 大気大循環モデルを用いたニンガルー・ニーニョ現象に伴う降水量偏差に関する研究 東塚 知己
片岡 崇人
山形 俊男
東塚 知己 日本語
English
17:25 - 17:40 ACG32-11 CMIP5モデルで再現されたニンガルー・ニーニョ現象 木戸 晶一郎
片岡 崇人
東塚 知己
木戸 晶一郎 日本語
English
17:40 - 17:55 ACG32-12 On the role of internal atmospheric processes in interannual equatorial variability RICHTER, Ingo RICHTER, Ingo 日本語
English
17:55 - 18:00 ポスター講演3分口頭発表枠 (ACG32-P02)
口頭発表   5月27日  AM1(09:00-10:45)  202        このページのtopへ
09:00 - 09:15 ACG32-13 2014年夏のエルニーニョはなぜ成長しなかったか?- 南太平洋からの寄与 今田 由紀子
建部 洋晶
渡部 雅浩
ほか
今田 由紀子 日本語
English
09:15 - 09:30 ACG32-14 火山噴火に伴う放射強制力がENSOに与える影響 大庭 雅道
塩竈 秀夫
横畠 徳太
ほか
大庭 雅道 日本語
English
09:30 - 09:45 ACG32-15 熱帯太平洋自然変動による地球温暖化の停滞と加速 小坂 優
謝 尚平
小坂 優 日本語
English
09:45 - 10:00 ACG32-16 近年の熱帯海面水温変動に関連した対流圏上層の気温上昇の停滞 釜江 陽一
塩竈 秀夫
渡部 雅浩
ほか
釜江 陽一 日本語
English
10:00 - 10:15 ACG32-17 熱帯太平洋における1920年代の気候シフト再考 時長 宏樹 時長 宏樹 日本語
English
10:15 - 10:30 ACG32-18 太平洋域の十年規模気候変動に対するインド洋からの影響の可能性 望月 崇
近本 喜光
望月 崇 日本語
English
10:30 - 10:45 ACG32-19 十年規模の位相変化に対する西部太平洋海面水位と水平循環の役割 山中 吾郎
中野 英之
辻野 博之
ほか
山中 吾郎 日本語
English


講演番号 タイトル 著者 発表者 予稿原稿
ポスター発表   5月26日 コア(18:15-19:30) コンベンションホール     このページのtopへ
ACG32-P01 海面パラメーターの時間変動特性による熱帯海域の分類 坂本 理沙
久保田 雅久
坂本 理沙 日本語
English
★招待
ACG32-P02
熱帯太平洋暖水域東部におけるバリアレイヤー厚の経年変動 山口 凌平
杉本 周作
須賀 利雄
山口 凌平 日本語
English
ACG32-P03 梅雨期の豪雨イベントに関連した広域気象背景場の抽出とその経年変動 大庭 雅道
門倉 真二
野原 大輔
ほか
大庭 雅道 日本語
English