セッション概要

   

大気水圏科学(A) / 大気水圏科学複合領域・一般(CG)
A-CG30 陸域生態系における水・炭素・窒素などの循環に関する研究


プログラム掲載短縮名 陸域生態系の物質循環
口頭発表
発表日時/会場/座長
5月25日 AM1 (09:00 - 10:45) 301B 平野 高司 
5月25日 AM2 (11:00 - 12:45) 301B 加藤 知道 
5月25日 PM1 (14:15 - 16:00) 301B 佐藤 永 
5月25日 PM2 (16:15 - 17:00) 301B 平田 竜一 
ポスター発表
発表日時/会場
5月25日 (コアタイム 18:15 - 19:30) コンベンションホール
連絡先 加藤 知道
メールアドレス tkato@cen.agr.hokudai.ac.jp
コンビーナ 加藤 知道  平野 高司  佐藤 永  平田 竜一 
スコープ 陸域生態系の水・炭素・窒素を初めとする物質循環は、地球の気候に大きな影響を与えている。それらを把握するために、生物量調査、渦相関法・チャンバー法を初めとする地上観測や、リモートセンシング、シミュレーションなどの様々な手法が開発され、現象を多角的にとらえる努力がなされている。  たとえば、JapanFluxはCO2を中心とした微量気体と水蒸気のフラックスに関連した研究ネットワークであり、観測者だけでなくモデラーなどのデータ利用者、リモートセンシングや生態学の研究者などにも広く門戸を開いている。  また、統合的陸域圏研究会は、陸域圏を主な対象とした物理的・生物的諸過程のメカニズムの理解と、他圏との広域的・長期的相互作用の解明を目的とし、日本の研究者間において情報交換や研究協力関係の構築を行ってきた。  本セッションは、手法を特定せず、水・炭素・窒素・その他物質の循環における陸域生態系の役割に関する研究発表を広く歓迎する。なお、本セッションは、昨年度のA-HW29「JapanFlux:水・物質循環における陸域生態系の役割」・A-CG34「統合的な陸域生態系−水文−大気プロセス研究」を引き継ぐものである。
発表者への注意事項  


時間 講演番号 タイトル 著者 発表者 予稿原稿
口頭発表   5月25日  AM1(09:00-10:45)  301B        このページのtopへ
09:00 - 09:15 ACG30-01 エネルギー収支の比較観測に基づく都市化に伴う地域的昇温量の定量化 安藤 智也
植山 雅仁
小杉 緑子
安藤 智也
09:15 - 09:30 ACG30-02 大気汚染物の硫酸によるナラの衰退と木炭による再生 大森 禎子 大森 禎子
09:30 - 09:45 ACG30-03 九州暖温帯常緑広葉樹林における土壌呼吸に対する長期的な温暖化効果 寺本 宗正
梁 乃申
高木 正博
ほか
寺本 宗正
09:45 - 10:00 ACG30-04 東南アジア熱帯生態系における土壌炭素動態のコントロール要因 梁 乃申
寺本 宗正
譚 正洪
ほか
梁 乃申
10:00 - 10:15 ACG30-05 モンゴル北部森林ー草原境界域におけるカラマツと土壌の窒素同位体比の空間変動 藤吉 麗
辻村 真貴
ロペス ラリー
ほか
藤吉 麗
10:15 - 10:45 ★招待
ACG30-06
酸素同位体観測により推定された飛騨高山冷温帯落葉広葉樹林サイトにおける夜間の生態系呼吸に対する土壌呼吸の割合の季節変動 村山 昌平
沢田-高村 近子
三枝 信子
ほか
村山 昌平
口頭発表   5月25日  AM2(11:00-12:45)  301B        このページのtopへ
11:00 - 11:15 ACG30-07 富士北麓カラマツ林におけるCO2収支の長期観測 高橋 善幸
三枝 信子
井手 玲子
ほか
高橋 善幸
11:15 - 11:30 ACG30-08 湛水下におけるカラマツの光合成時の炭素同位体分別 李 芳
杉本 敦子
李 芳
11:30 - 11:45 ACG30-09 ミズゴケ湿原へのササの侵入が炭素収支に与える影響 平野 高司
山田 浩之
高田 雅之
ほか
平野 高司
11:45 - 12:00 ACG30-10 デジタルカメラの定点撮影画像による日本各地の植生フェノロジーの把握 井手 玲子
小熊 宏之
中路 達郎
ほか
井手 玲子
12:00 - 12:15 ACG30-11 衛星データを用いた日本の地上森林バイオマス推定手法の開発 平 春
林 真智
三枝 信子
ほか
平 春
12:15 - 12:30 ACG30-12 衛星搭載ライダーを活用したボルネオ島の森林資源評価 林 真智
平 春
三枝 信子
ほか
林 真智
12:30 - 12:45 ポスター講演3分口頭発表枠 (ACG30-P01/ACG30-P02/ACG30-P03/ACG30-P04/ACG30-P07)
口頭発表   5月25日  PM1(14:15-16:00)  301B        このページのtopへ
14:15 - 14:30 ACG30-13 生態系タワー観測による太陽光誘発クロロフィル蛍光データベースの構築 加藤 知道
辻本 克斗
奈佐原 顕郎
ほか
加藤 知道
14:30 - 14:45 ACG30-14 衛星観測によるナミビア季節湿地における高時空間分解能の貯水量・蒸発量推定 水落 裕樹
奈佐原 顕郎
水落 裕樹
14:45 - 15:00 ACG30-15 記録的な暖冬・少雪下における山岳牧草地動態のプロセスベースモデリング 堅田 元喜
Grote Ruediger
Zeeman Matthias
ほか
堅田 元喜
15:00 - 15:15 ACG30-16 FACE実験におけるモデルを使った生理パラメータの感度分析 Ikawa Hiroki
大上 博基
吉本 真由美
ほか
Ikawa Hiroki
15:15 - 15:30 ACG30-17 熱帯泥炭林に適用するための陸域生態系モデルにおける土壌サブモデルの改良 平田 竜一
伊藤 昭彦
平野 高司
ほか
平田 竜一
15:30 - 16:00 ★招待
ACG30-18
経験モデルを用いた土壌N_{2}Oガス放出の全球スケールの推定 橋本 昌司 橋本 昌司
口頭発表   5月25日  PM2(16:15-17:00)  301B        このページのtopへ
16:15 - 16:30 ACG30-19 ミオンボ林における地上部バイオマスと森林火災の関係 齊藤 誠
Luyssaert Sebastiaan
Poulter Benjamin
ほか
齊藤 誠
16:30 - 16:45 ACG30-20 北極陸域モデル相互比較とサイト間差異−物理・物質循環過程に着目して− 森 淳子
斉藤 和之
宮崎 真
ほか
森 淳子
16:45 - 17:00 ACG30-21 陸域生態系の炭素循環・窒素循環過程を有した新しい地球システムモデルの開発プラン 羽島 知洋
渡辺 真吾
河宮 未知生
ほか
羽島 知洋


講演番号 タイトル 著者 発表者 予稿原稿
ポスター発表   5月25日 コア(18:15-19:30) コンベンションホール     このページのtopへ
ACG30-P01 二酸化炭素安定同位体比連続観測による冷温帯針葉樹林における炭素循環の推定 高梨 聡
檀浦 正子
中野 隆志
ほか
高梨 聡
ACG30-P02 プロットスケールと生態系スケールのフラックス測定によって明らかになった温帯林におけるメタン動態 坂部 綾香
小杉 緑子
高橋 けんし
ほか
坂部 綾香
ACG30-P03 モンゴルに生育するシベリアカラマツの過去100年間の環境変動に対する応答 北山 あさみ
杉本 敦子
米延 仁志
ほか
北山 あさみ
ACG30-P04 温帯森林における一酸化炭素の土壌での放出・吸収速度の現地観測 川井 英美
高橋 けんし
坂部 綾香
ほか
川井 英美
★招待
ACG30-P05
複数の樹液流計測手法によるスギ壮齢木の樹液流動特性の把握の試み 飯田 真一
竹内 真一
清水 貴範
ほか
飯田 真一
ACG30-P06 地上タワー観測によるクロロフィル蛍光を利用したスギ・ヒノキ植林の光合成機能の季節変化 辻本 克斗
加藤 知道
平野 高司
ほか
辻本 克斗
ACG30-P07 日本の落葉林の着葉期間の年々変動 永井 信
斎藤 琢
永井 信
ACG30-P08 気候特性が異なる二地点における様々な植物の開花日・発芽日の経年変動性の違い 井上 智晴
永井 信
井上 智晴