セッション概要

   

大気水圏科学(A) / 水文・陸水・地下水学・水環境(HW)
A-HW29	JapanFlux：水・物質循環における陸域生態系の役割

プログラム掲載短縮名	水・物質循環と陸域生態系
口頭発表 発表日時／会場／座長	5月2日 PM1 （14:15 - 16:00）	314	市井 和仁
	5月2日 PM2 （16:15 - 17:00）	314	山野井 克己
連絡先	平野 高司
メールアドレス	hirano@env.agr.hokudai.ac.jp
コンビーナ	平野 高司  山野井 克己  市井 和仁  三枝 信子
スコープ	2006年に発足したJapanFlux（http://www.japanflux.org/）は，CO2を中心としたガス（物質），水および熱（エネルギー）のフラックスに関連した日本の研究者のネットワークであり，フラックス観測（渦相関法やチャンバー法）を行っている研究者（データ提供者）だけでなく，モデラーなどの観測データの利用者，リモートセンシングや生態学の研究者などにも広く門戸を開いている。JapanFluxは，その活動を通じて，東アジアを中心とした陸域生態系における水・炭素循環の解明に貢献してきた。 フラックス観測は，陸域生態系の重要な環境機能であるガス交換の動態を実測することができる有効なツールであり，生態学，水文学，気象学などの多くの研究分野で適用されるとともに，技術的にも発展してきている。また，データベース化も進んでおり，様々な生態系モデルに活用され，研究の裾野が広がってきている。本セッションは，昨年度のセッション（A-HW28）を引き継ぐものであり，特にテーマを特定せず，水・物質循環における陸域生態系の役割に関する研究発表を広く公募するものである。
発表者への注意事項

時間	講演番号	タイトル	著者	発表者	予稿原稿
口頭発表　　　5月2日　　PM1（14:15-16:00） 　314　　　　　　　　このページのtopへ
14:15 - 14:30	AHW29-01	観測とモデルを用いた北海道の森林生態系の炭素収支に与える撹乱の影響評価：サイトスケールから地域スケールまで	平田 竜一 伊藤 昭彦 高木 健太郎 ほか	平田 竜一	日本語 English
14:30 - 14:45	AHW29-02	陸域炭素循環モデルの初期化方法に関する検討	伊藤 昭彦	伊藤 昭彦	日本語 English
14:45 - 15:00	AHW29-03	冷温帯落葉広葉樹林におけるアロケーションの年次変化解析	近藤 雅征 市井 和仁 植山 雅仁	近藤 雅征	日本語 English
15:00 - 15:15	AHW29-04	関東地方の水田における大気沈着および灌漑水由来の正味の窒素インプット	林 健太郎 小野 圭介 常田 岳志 ほか	林 健太郎	日本語 English
15:15 - 15:30	AHW29-05	周期灌漑水田における土壌電位変化とメタン発生量に与える影響	八木 健太 脇黒丸 尚紀 岩田 徹	岩田 徹	日本語 English
15:30 - 15:45	AHW29-06	水田における野焼きによる炭素放出と残渣有機物の炭素分解	岡田 和也 小野 圭介 岩田 徹	岩田 徹	日本語 English
15:45 - 16:00	AHW29-07	富士北麓カラマツ林における林床部CO2フラックスの連続測定	寺本 宗正 梁 乃申 曾 継業 ほか	寺本 宗正	日本語 English
口頭発表　　　5月2日　　PM2（16:15-17:00） 　314　　　　　　　　このページのtopへ
16:15 - 16:30	AHW29-08	台風攪乱による落葉広葉樹林の二酸化炭素吸収量の変化	溝口 康子 山野井 克己 宇都木 玄 ほか	溝口 康子	日本語 English
16:30 - 16:45	AHW29-09	熱帯泥炭林の蒸発散	平野 高司 クシン キッソ リミン スイドー ほか	平野 高司	日本語 English
16:45 - 17:00	AHW29-10	大気汚染物の硫酸によるナラ枯れと木炭による立ち枯れ防止	大森 禎子 吉池 雄藏 岡村 忍 ほか	大森 禎子	日本語 English