セッション概要

   

大気水圏科学(A) / 海洋科学・海洋環境(OS)
A-OS25 海洋生態モデリング研究の最前線


プログラム掲載短縮名 海洋生態系モデリング
口頭発表
発表日時/会場/座長
5月19日 PM1 (14:15 - 16:00) 203 平田 貴文 
5月19日 PM2 (16:15 - 18:00) 203 伊藤 進一 
ポスター発表
発表日時/会場
5月19日 (コアタイム 18:15 - 19:30) コンベンションホール
連絡先 平田 貴文
メールアドレス tahi@ees.hokudai.ac.jp
コンビーナ 平田 貴文  伊藤進一 
スコープ 本セッションでは、これまで行なわれてきた生態学の慣習を超え、スーパーコンピュータなどを駆使して地球物理学的過程から生物地球化学的過程や生物行動学までを巧みに組み込む、海洋生態系モデリング研究の最前線を紹介する。現在の海洋生態系モデルでは、数ミクロンの世界で起こっている微生物の生理過程から、魚類の回遊行動といった数千キロに渡る回遊過程に関する理論まで、最新の知見と経験が詰まっている。また、海洋生態系モデルは、大気力学により駆動される海洋環境を忠実に再現し、それより予測される生物地球科学的過程や生物との相互作用過程も網羅されており、物理・化学・生物学的知見を総結集した領域横断型の地球科学研究を可能とさせている。これにより、海洋生態系研究は、分野横断的研究として急速な成長を続けており、新たな局面に達しつつある。本セッションでは、宇宙より未知であるかもしれない海洋と、そこで生死の狭間で日々戦っている生物との間を結ぶ最新の海洋生態系モデリング研究状況を、大気・水圏科学研究者に広く発信することで、地球科学としての当該研究の発展と関連分野との意思疎通に寄与することを目的とする。
発表者への注意事項 口頭発表は質疑応答を含め15分です。約12分程度の発表の準備をお願いします。ポスター発表の方の口頭紹介は最大3分間あります。


時間 講演番号 タイトル 著者 発表者 予稿原稿
口頭発表   5月19日  PM1(14:15-16:00)  203        このページのtopへ
14:15 - 14:30 ★招待
AOS25-01
日本における海洋物質循環・海洋生態系モデリング: 最近20年間レビューおよび今後の発展性 山中 康裕 山中 康裕 日本語
English
14:30 - 14:45 ★招待
AOS25-02
古海洋変動の理解のための海洋生態系・物質循環モデリング 岡 顕 岡 顕 日本語
English
14:45 - 15:00 AOS25-03 全球海洋大循環モデルで計算された3次元の炭素収支解析 中野 英之 中野 英之 日本語
English
15:00 - 15:15 AOS25-04 西部北太平洋におけるガス交換係数の季節変動による大気海洋間CO2フラックスへの影響 熊 R睿
増田 良帆
橋岡 豪人
ほか
熊 R睿 日本語
English
15:15 - 15:30 AOS25-05 アイソトポマーを導入した海洋生態系モデルによる西部北太平洋における溶存一酸化二窒素の生成メカニズムの解析 吉川 知里
阿部 瞳
野口 真希
ほか
吉川 知里 日本語
English
15:30 - 15:45 AOS25-06 洪水期の河川水流入による河川影響海域のプランクトンブルーム考察 干場 康博
山中 康裕
干場 康博 日本語
English
15:45 - 16:00 AOS25-07 西部瀬戸内海における低次生態系の動態 吉江 直樹
豊川将平
石丸梨香
ほか
吉江 直樹 日本語
English
口頭発表   5月19日  PM2(16:15-18:00)  203        このページのtopへ
16:15 - 16:30 AOS25-08 北太平洋低次生態系モデリング I: 渦解像OGCMとPFTモデルの結合 平池 友梨
羽角博康
伊藤幸彦
平池 友梨 日本語
English
16:30 - 16:45 AOS25-09 春季ブルームにおける植物プランクトンの種間競争のメカニズム 〜国際的な海洋生態系モデルの相互比較研究から〜 橋岡 豪人
平田 貴文
野口 真希
ほか
橋岡 豪人 日本語
English
16:45 - 17:00 AOS25-10 海洋生態系モデルで表現される植物プランクトンの鉛直プロファイル 平田 貴文
相田(野口)真希
橋岡豪人
ほか
平田 貴文 日本語
English
17:00 - 17:15 AOS25-11 北太平洋低次生態系モデリング II: 自然選択モデルと植物プランクトンの多様性 伊藤 幸彦
平池友梨
羽角博康
伊藤 幸彦 日本語
English
17:15 - 17:30 AOS25-12 海洋生態系モデルを用いたサンマの温暖化影響評価 伊藤 進一
小松幸生
吉江直樹
ほか
伊藤 進一 日本語
English
17:30 - 17:45 AOS25-13 複数魚種の回遊モデルの開発 奥西 武
安倍 大介
伊藤 進一
ほか
奥西 武 日本語
English
17:45 - 18:00 ポスター講演3分口頭発表枠 (AOS25-P01)


講演番号 タイトル 著者 発表者 予稿原稿
ポスター発表   5月19日 コア(18:15-19:30) コンベンションホール     このページのtopへ
AOS25-P01 浮遊系―底泥系結合生態系モデルによる沿岸域の物質循環状況の解明と評価 舘野 聡
永尾謙太郎
畑恭子
ほか
舘野 聡 日本語
English