表層変動熱年代学フォーカスグループのスコープ
熱年代学は,熱による放射年代のリセットを利用して,試料が経験した温度-時間履歴を復元する学問領域である.熱年代学は,温度変化を伴う様々な地質イベントが研究対象となるため極めて学際的であり,国内の既存学会では単独でこれをカバーしているものは無い(手法の基礎となる地球年代学や地球化学に加え,応用分野として,テクトニクス,変動地形学,構造地質学,火山学,第四紀学,資源地質学,考古学などが関連する).国際的には,2年に一度,International Conference on Thermochronology(Thermo)が開催され,300人規模の活動を行っている.このたび,2024年にThermoを日本に招致する運びとなり,これに対応する体制確立のためにFGの提案を行う次第である.
表層変動熱年代学フォーカスグループ・メンバー
委員長 田上 高広(京都大) 副委員長 長谷部 徳子(金沢大) 幹事 末岡 茂(原子力機構)委員 佐野 有司(高知大) 石塚 治(産総研) Horst Zwingmann(京都大) 塚本 すみ子(LIAG) 豊田 新(岡山理大) 熊谷 英憲(JAMSTEC) 芝崎 文一郎(建築研) 重松 紀生(産総研) 堤 浩之(同志社大) 松四 雄騎(京都大防災研) |
●関連リンク
Thermo2025 in Japanの招致講演ムービー(※Thermo2021で紹介)
Thermo2021 in Santa Fe, USA (12-17 Sep 2021)
Thermo2018 in Quedlinburg, Germany (16-21 Sep 2018)
●表層熱年代学メーリングリスト開設
参加ご希望の方は、末岡 茂(sueoka.shigeru (a) jaea.go.jp)まで
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